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現状をどう処理するか

童門冬二さんの小説小栗上野介に、妻道子との

会話に以下のようにあります。

「あなたはなぜこうなったのだろうかと過ぎた

ことを深くお考えになるのでしょう。私は違い

ます。こうなった事がらをどうすればいいかと

思います。いつも前に向かって考えを進めて

いきます。」と。概して人は過去を反省する

ものです。ただしそれは過ちを繰り返さない

ため必要なことです。一方で時間は進み続けて

いるので大事なのは今を含めた未来です。

だから彼女の考え方は江戸時代の女性ですが

非常に進歩的です。吾輩もこれからは反省は

ほどほどに今ある現実を上手いこと料理して

なんかあったら仲間に助けてもらって、それ

でも上手くいかなかったら笑うことにします。

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