泊食分離。/武井観光スタッフブログ

武井観光スタッフブログ

泊食分離。

「泊食分離」。専門用語と言えばそうなのですが、

旅館に泊まる際に、食事を付けるかどうかの選択をお客様に任せる、

ということです。

従来の旅館というのは、「1泊2食」というのが当然の姿でした。

最近では、ホテルと同じような考え方で、部屋代を基本に、食事は

各自で済ますことができる旅館もちらほら出現してきました。

1泊朝食という形はありましたが、2食とも外せるとなると、その旅館数は

かなり少ないものでした。

先日、「佳乃や」さんに行ってまいりました。

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このお宿は、基本素泊まりのみです。

夕食を付けることはできません。

朝食はコーヒー、パン、卵、ソーセージなどが「無料」で付いてきます。

現在で言うところの、ビジネスホテルの運用形態です。

そもそも、旅館の値段と言うのは、1泊2食が基本でして、朝食が¥1,500ほど、

夕食が¥8,000~12,000で設定されています。

旅館での料理の値段は結構するものなのです。

それを、ホテルと同じような形態で素泊まり基本で提供してくれるのは、

消費者にとってはかなり嬉しいことなのです。

まずは、時間に縛られなくてすむことがありがたいです。

そして、現地で好きなものを食べられることもいいですね。

必然的に、地元の飲食店にお金が落ちる事も経済的には

喜ばしいことですね。

何事も、その時代時代に即していかなければならないことを、

宿泊形態の変化も物語っていますね。

 

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