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ネクスコ中日本という会社。

中日本高速道路(名古屋市)の社員(42)が新東名高速道路の用地を売却した愛知県豊川市の採石会社から約4億円を受け取っていたとされる問題で、社員はこれらを所得として税務署に申告せず、1億円前後を脱税していた疑いがあることが関係者への取材で分かった。名古屋国税局が昨年12月、社員を所得税法違反の疑いで強制調査(査察)していた。

 採石会社は2005年12月、採石場などの土地約14万平方メートルを売却、中日本高速から補償費込みで約70億円を得た。だが希望した120億円とは開きがあったため、採石会社の社長によると、新たな採石場を開発するためのさらなる補償を中日本高速に要求し、確認書を交わした。その内部工作のため、交渉担当者だった社員側に、約4億円を渡していたという。

 関係者によると、採石会社は昨年11月までの5年間、社員に請われるまま、指定口座に現金を振り込み続けた。

 総額で約4億2千万円に上り、8割程度に当たる3億数千万円が社員個人に渡り、社員は大半を競艇に使ったとみられている。

 中日本高速は本紙の取材に、採石会社に支払った約70億円について「鑑定に基づく適正な額だ」とした上で、「社員は金を受け取ったことは認めているが、不正なものとして受け取ってはいないと言っている」と説明している。


(中日新聞 2011年10月24日より)

脱税、というのがこの新聞記事では読み取れますが、会社の一社員が
手にする額ではないような気がします。
会社側も事の重大さを全く理解していない有様。こういう事件を見るたびに、
その会社の管理体質や危機管理体制を疑います。

そして、先日の大惨事。起こるべくして起きた人災と言っても過言では
ないでしょう。


会社が不祥事を起こすと、たたかれるのは世の常。

お客様の大切な命を預かるという意味では、同じ土俵に立っている当社です。
今回の事故を他山の石として良い年を迎えられるよう心します。

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