機械頭脳との共存/武井観光スタッフブログ

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機械頭脳との共存

マニュアルトランスミッションからオートマチックトランスミッションへ。

地図からナビゲーションシステムへ。

と、自動車は、年を追うごとに、様々な進化を遂げています。

中でも、衝突軽減ブレーキの実現は、事故の被害を可能な限り

小さくしようという目的で生み出された装置です。

弊社で活躍している、新型日野セレガ君たちにも、当然付いています。

PCS(プリクラッシュセーフティ)という安全装備です。

日野さんのHPから拝借した図を載せておきましょう。

img_02.gif

本来、前方注視は乗務員の義務です。しかしながら、単に運転することから

接客サービスが求められる現在、業務の多様化により、図らずも意識低下が

発生しているのも実情です。(事故が発生している所以です)

そこを、機械の頭脳で何とかしようというのが、衝突軽減制動です。

通常なら踏まれるべきブレーキのタイミングが遅れているときに、

警告などで注意喚起し、それでも正常に戻らなかった際には、

前車の挙動に従い、機械がブレーキを操作してくれます。

バスは大変重い乗り物です。質量が大きい物体が衝突した際の力は

非常にすさまじいものです。機械の正確で瞬時の判断が、被害を回避、または

軽減してくれます。

幸いにも、弊社ではPCSのお世話になったことはありません。

ただ、それが付いているのと付いていないのでは、安心感が違います。

これからも、機械的な進化は続くでしょうが、運転技術はいわゆる職人技と言えるべき

性格を持っています。皆さんを快適に、そして安心感を持っていただける運行を

続けてまいります。

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